甲木恵都子さんの付下げ紬

  • 2018.04.15 Sunday
  • 07:09
日本工芸会正会員 甲木恵都子さんの紬の付下げと出会い、サイズ調整等お手入れが出来上がってきました。
茱の実の優しい緋色に藍や白の横段がポイントになってます。
郡上紬の人間国宝 故宗廣力三氏を師と仰ぎ、草木染の環境を優先して福岡県に移住したのが1982年。自然の恵から出る色を大切にそのエネルギーを糸に染め、全ての工程を一人で行う魂のこもった作品です。お嬢様育ちの甲木恵都子さんのそんな品格も垣間見られる着心地の大変良い逸品です。

昭和後期の作品となります。

【甲木恵都子作 付下げ紬 銘 茱】※未使用品
袖丈 49cm
裄 66.5cm
身丈 160cm
18万円+税

平成もあと1年ちょっと…
その前の昭和は更に遠くなりそうです。戦後から暫くしての高度成長期からバブルの贅沢な時期に合わせたように着物の需要も盛んでした。職人さんの捻った物から作家さんの個性溢れる作品も消費者に対応して沢山流通して着物文化真っ盛りでした。

同時にその用意すれば何でも売れる構図に安穏として大名商売をしていた呉服屋さんや問屋さん商法の商品も溢れた時代でもありました。

夢吉きものではそんな昭和の混沌とした着物達の中で個性を感じる作品を選びお手入れしております。





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